2013年7月1日月曜日

もやしっこ映写室!上半期映画総括ラジオのお知らせ!

denka_top

2月に配信したネットラジオ「アカデミー賞予想対決ラジオ」の悪夢も覚めやらぬ中、2013年7月2日(火)22:00より、ネットラジオサイト ねとらじにて、またまたネットラジオ「もやしっこ映写室!」を放送いたします!

今回も、私DENTAKの進行のもと、ひよもんさん・l(エル)さん・ヒゲさんの3人をゲストにお迎えしてお送りします。

今回の企画は、題しまして・・・
もやしっこ映写室! ~振り返れ!上半期の映画! 占え!下半期の映画!~

出演者4名が2013年上半期の映画を総括!4人それぞれの上半期のベスト映画ランキングを発表!それを肴にあーでもない、こーでもない、と語らうついでに下半期の映画を予習します!

放送日時は、2013年7月2日(火)22:00~でございます。
「ラクしてためになる映画ラジオ」目指して頑張りますので、ぜひぜひご聴取のほど宜しくお願い申し上げます。

なお、放送中は掲示板を用意いたしております。
【もやしっこ映写室!掲示板】
http://jbbs.livedoor.jp/music/12732/
放送中にリスナーのみなさんから頂いた書き込みは全てご紹介し、全てに返答していきます。


放送URLは放送開始時に私のツイッターで発表・ご連絡させていただきますが、
待ちきれない!という変わり者の貴方は、7月2日(火)22:00~に下記のリンクをクリックしていただけると、自動的にプレイヤーが起動してラジオが聞ける仕組みになっております。

「もやしっこ映写室!」を聴く!


ただし、放送開始前にクリックしても当然リンク切れですので、放送が始まる21:50くらいにクリックしてくださいね。

2013年3月12日火曜日

もやしっこ映写室 アカデミー賞予想対決 PODCAST

先日ネットラジオで放送した「もやしっこ映写室!アカデミー賞予想対決 ~答え合わせ編~」を編集したものをMP3で配信いたします。

出演者のアカデミー予想の答え合わせ&今年のアカデミー賞の総括&最低正解数のド腐れ野郎発表&罰ゲーム決定、といった内容です。


【もやしっこ映写室 アカデミー賞予想対決 PODCAST】
http://dentak.site-station.net/podcast/moyashikko_podcast_01.mp3

*下記のアカデミー受賞結果一覧表とラジオ用掲示板も一緒にご覧になると、より一層お楽しみいただけます。

【アカデミー受賞結果一覧表】
http://dentak.web.fc2.com/2013/answer_01.html

【ラジオ用掲示板】
http://jbbs.livedoor.jp/music/12732/

2013年2月17日日曜日

今年もUSTREAMでアカデミー賞予想対決ラジオやります。

academy_top

この時期の恒例行事となりつつあります、USTREAMでの「もやしっこ映写室! アカデミー賞予想対決ラジオ」。
今年は2013年2月22日(金)21:00より、やるんでございます。

もやしっこ映写室! ~第85回アカデミー賞予想対決ラジオ~ 
2013年2月22日(金)21:00より放送予定!
http://www.ustream.tv/channel/dentak



私DENTAK&愉快な仲間達(ひよもんさん・lさん・ヒゲさん・まえけんさん)という映画フリークの計5名が、今年のアカデミー賞の全部門を予想し、その正解数を競います

最も正解数の少なかったド腐れ負け犬野郎には、超面倒くさい罰ゲームが用意されております。
アカデミー賞も予想できないくせに映画好きを自称していることを恥じていただき、もっと映画を知っていただくための罰ゲームです。

それは・・・
「勝者に指定された映画を映画館まで観に行って、その感想や評論をネットラジオで最低1時間配信する」
・・・という、人間が自然に生きる権利を若干剥奪してしまう罰ゲームであります。
もちろん罰ゲームですから、チケットを買うのも恥ずかしいようなアレな映画や、映画代と鑑賞時間をドブに捨てるかのごときアレな映画が指定されます。


出演者5人の本気予想や、勝ちにこだわるがゆえの駆け引き、負けたくない一心での汚いやりとり、およびクソどうでもいい無駄話などなど、聴き所は満載でございます。
もちろん今年のアカデミー賞の見所や、今年ノミネートされた作品についての映画解説、はたまた過去の受賞作や受賞者の傾向、アカデミー賞についてのウンチクなんかもお伝え出来るかと思います。

なお、放送中は掲示板を用意いたしております。
【もやしっこ映写室!アカデミー賞予想対決 掲示板】
http://jbbs.livedoor.jp/music/12732/

放送中にリスナーのみなさんから頂いた書き込みは全てご紹介し、全てに返答していきます。

一生懸命に血まなこで予想いたしますので、みなさまのご聴取ならびに書き込みをお待ちしております。

 

ちなみに過去の対戦結果と罰ゲームを軽くご説明申し上げます。

2011年の対決は、私DENTAKとひよもんさんの2人で行われ、
DENTAK:11部門正解
ひよもん:12部門正解
という結果に終わり、私は惜敗を喫しました。
罰ゲームとして映画館に観に行かされネットラジオで評論させられた映画は『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』でありました。


2012年の対決ではDENTAK・ひよもんさん・新メンバーのlさんの3人で行われ、
DENTAK:13部門正解
ひよもん:13部門正解
l:13部門正解
3人ともに同点という奇跡が起こりました。あの予想に費やした時間と労力は何だったんだ、最初から勝負なんてしなきゃ良かった、とすら思える結果に。
「全員同点の場合は全員罰ゲーム」という大会規則にのっとり、3人が映画館まで観に行かされ評論させられた映画は『映画プリキュアオールスターズ NewStageみらいのともだち』でありました。


つまり、私は2年連続で罰ゲームを受け、辛酸なめまくっておるのです!なんたるなんたる!

「なぜ俺が映画館で子供に混じってヒーロー戦隊を?」
「なぜ俺が映画館で幼女に混じってプリキュアを?」
と、スクリーンの前で自問自答を繰り返し、あまりの屈辱に家に帰ってからも泣き咽び続け、アカデミー賞予想が当たらない自分への自責の念で夜な夜な枕を濡らし続ける悲しみの2年間でありました。
今年こそは、今年こそは、今年こそは勝利の美酒に酔いしれたい!
と言っても私は酒を飲まないので、勝利の美ライフガードかなにかに酔いしれたいと密かに熱願する一心でございます。

2013年1月28日月曜日

ted

poster


この映画のお噂はかねがね聞いておったのですが、それよりなにより最初に飛び込んできたこの北米版予告編に胸を打たれまして。

A7J_FGFCAAAlZfh
特に「♪FUCK YOU Thunder!you can suck my dick!(ファック・ユー雷 チンポしゃぶれ)」のくだりに心打たれますよね。

 

物語は主人公ジョンの幼少期からスタートします。

jon
ジョン少年。友達がただの1人もおりません。かといって、いじめられっこではないんです。もはやいじめられもしません。
それどころか、ボコられている最中のいじめられっこからも「死ね」と端的極まりない罵倒を浴びせられるという、街の子供内カースト最下層の少年であります。

t
そんなジョン君、両親からクリスマスプレゼントにクマのぬいぐるみを貰って大喜び。
友達のいない彼は「テッドと話が出来たら良いのにな・・・。」と星に願いをかけます。

t2a
するとなんということでしょう!!
翌朝、テッドは命を吹き込まれて「僕達は親友だよ~♡」なんて言いながらハグしてくれるではあーりませんか。

・・・その後舞台は一気に27年後。すっかりオッサンと化したジョンとテッドは、いまだ一緒につるんではダラダラ中学生レベルあるいはそれ以下の言動を繰り返しているのでした。
4123


02
ジョンの恋人・ロリーは、「そろそろジョンと結婚したいわ~」なんて思っているものの、いい歳こいてもガキみたいにつるんでいる1名と1頭にイライラ。「アタシとテッド、どっちが大事なの!?あんたがハッキリしてくれないんだったら別れちゃうんだからねっ!」とプンスカ状態。果たしてジョンはテッドとの共依存から脱して大人になれるのか?・・・というおはなし。

子供のおもちゃであるテディベアと離れる=子供を卒業して大人になる、ってことを暗示しているんですね。
恋人に家を追い出されて宿無しになったジョンがモーテルで『タンタンの冒険』を読んでいるのも、子供時代を引きずって大人になりきれない彼の幼児性を表現しています。

ジョンが8歳でテッドと出会い、35歳になるまでの27年の軌跡をフラッシュバックでテンポよく見せるオープニングが物凄くチャーミング。
この数分でジョンとテッドの厚い友情を描ききって、観客に一気に感情移入させるテクニックは流石。
特に『スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を観るためにジョンがダースモール、テッドがヨーダのコスプレをしてウキウキで映画館に並んでいるシーンには「きっと観終わったあと超ガッカリしたんだろうなあ・・・。」と同情の涙を禁じえませんでしたよ。

a

b

ぬいぐるみのテッドの毛並みが経年変化でボロくなってるのも芸が細かい。

 

キャラクターコメディにバディ・ムービー(相棒モノ映画)とブロマンス・ムービー(男同士の友情モノ映画)のエッセンスをふんだんに足したような感じでした。

 

一番に目に付くのはやはりキャラクターコメディとしての見た目のフレッシュさ。
こういう最先端のCG技術を使ったキャラクターコメディって、実は今まであまり無かったと思うんです。
こうしたCG技術は、大抵の場合「エイリアンが地球を侵略しにやってきて割とアッサリ返り討ちに遭う映画」あるいは「おっかねぇ動物や怪獣が丹念に街を破壊していく映画」に使われるばかりで、コメディー映画に最新のCG技術が取り入れられたって前例はかなり少ないですよね。

CGモーションを取り入れたキャラクターコメディ映画といえば、最近では「宇宙人ポール」がありましたが、「宇宙人ポール」の場合は制作費の都合上あまりCGキャラクターが動かせないという制約もあって、「ted」のようにキャラクターが暴れまわったりしません。宇宙人ポールの場合、動きよりはむしろ表情を中心とした見せ方だったんですよね。


「ted」は、ここまでCGキャラが自由自在に動き回る実写コメディは初めて観たぞェ!って感じで、なかなか新鮮でしたよ。

momo2
テッドの声&モーションはセス・マクファーレン監督自ら担当しています。

こちらは「ted」のメイキング動画。なかなか見ごたえがあって面白いですよ。
役者の演技を撮影してる裏で、同時に監督が台詞とモーションを録ってるんですね。



03
マーク・ウォールバーグとミラ・クニスのコメディ演技が実に素晴らしいという事も挙げておきたい!
ちょっと間延び気味の台詞の間やタイミングが絶妙。

01
テッドの相棒・ジョン(マーク・ウォールバーグ)。マットデイモンから田舎っぽさを抜いたような、でもモッサリ感はそのまま、みたいな良い感じですね。彼は「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」でも間の抜けたボンクラ刑事ぶりが素晴らしかったので、今回のこの役もナイスキャスティングだと思います。

ted-2012-movie-03
ジョンの恋人・ロリー(ミラ・クニス)。彼女は今作の監督セス・マクファーレンが製作・監督・脚本・声の出演まで務めるTVアニメ「ファミリーガイズ」で13年も声優をやってるので、監督との意思疎通はバッチリだった模様。

 

Ted-500x279movie_imageCABU83BZ
自立するためにスーパーマーケットに就職するテッド氏。割とすぐ馴染みますが、割とすぐ無茶します。
「おぬし良い目をしておる!」「その態度気に入った!」といった不思議な方式で出世していくサラリーマン金太郎をも超越した、謎の価値観に基づくサクセスストーリーでもって出世街道をひた走ります。

 

 

満面の笑みで「めんどくせー映画だなおい!」と叫びたくなるくらいに色んなボンクラネタがてんこ盛りなのも特徴です。
少年時代のジョンの部屋に「インディ・ジョーンズ」のポスターが貼ってあったかと思えば、大人になったジョンの部屋には「ジュラシック・パーク」のポスターが貼ってあって、いかに彼がボンクラのまま何の成長もなく大人になったかを表現しています。ジョンの携帯の着信音が「ナイトライダーのテーマ」なのが、もはや同情すら誘うボンクラぶりを際立たせます。

他にも「E.T」「スターウォーズ」「ブリジット・ジョーンズの日記」「007オクトパシー」「スーパーマン・リターンズ」etc・・・映画~TV~音楽~スポーツ~芸能・・・多岐に渡るネタが何のさりげなさもなく登場します。
ノラ・ジョーンズ(昔テッドのヤリ友だった設定)や、「グリーン・ランタン」でお馴染みのヴァン・ワイルダー(ジョンの同僚♂のゲイの彼氏役)による、やたら主張の強いカメオ出演も見所です。
アメリカ人でないと分かりづらいネタも実は多いんですが、映画評論家・町山智浩氏監修の字幕が非常に親切設計で元ネタを知らない常識人のお兄さんお姉さんでも楽しめます。

ちなみにどうでもいい補足説明をしておきますと・・・
kn
テッドがパーティー中に披露するナイフを使った曲芸は、「エイリアン2」に登場するビショップというキャラの得技なんです。
これがクライマックスシーンで可哀相な事になったテッドの台詞「エイリアン2のビショップみたいだろ?」と呼応してるんですねー。





色んなネタが満載の中、とにかく印象的なのは、ジョンとテッドが幼少の頃から大ファンだったという設定の「フラッシュ・ゴードン」ネタ


「フラッシュゴードン」を軽く説明しますと、アメフトのスター選手であるフラッシュ・ゴードンさんが、宇宙征服を目論む悪の皇帝ミンをやっつけるために宇宙を駆けずり回るぞ~!お~!っていうお話。
つーか、話の中にフラッシュ・ゴードンが出て来すぎだろ(笑)。
だってもう、映画として話のバランスがぶっ壊れるギリギリってくらい、異様な頻度でフラッシュ・ゴードンが出てくるし、途中なんかもうフラッシュ・ゴードンの話しかしてないんですよ。

imagested-2012-movie-09
「フラッシュ・ゴードン」でフラッシュ・ゴードンを演じていたサム・ジョーンズ本人が出ます。


とまあ、最初から最後までオモロかったんですが、ちょっと難点を挙げると、クライマックスでテッドを襲う悲劇の後、テッドが復活するまでがアッサリしすぎですよね。そこにもうひと工夫欲しかったというか。
ジョンがテッド無しで自立した生活を送れるように何らかの努力をして成長するなり、なんかもうすこしジョンとロリーの成長があってから復活して欲しかったというか。テッドを疎ましく思っていたジョンの恋人ロリーがテッドの存在を認めて星に祈った、って事なんでしょうけど、正直、復活が早すぎる感は否めないですよね。
まあ、「テッドが復活してまたどうせ2人でダラダラすんだろ?」って爽やかな諦観が漂うエンディングも悪くなかったんですが。

kao
ラストのこの表情もすごく良かったしね。ラストで一番良い笑顔するんですよね~。ズルイよね~!

エンディングといえば、ラストの後日談のテキトーさには胸を打たれましたね。これまでのストーリーと全く関係ないアイドル俳優の写真で映画が終わるっていう、『映画作ってる途中で飽きてどうでもよくなってきたんじゃないか?』ってくらいのヤケクソっぷりで好感しか持てませんでした。

2013年1月21日月曜日

フラッシュバックメモリーズ3D

0

セキ☆ララ」「あんにょん由美香」「童貞。をプロデュース」「ライブテープ」など、やたらとヘンなドキュメンタリー映画を撮る兄ちゃん、松江哲明監督の最新作はなんと3D!

マジかよ!なんだよソレ!という事で、Tジョイ博多で観てまいりました。

ディジュリデゥ奏者のGOMA氏は、2009年、首都高速で不慮の追突事故に遭遇。軽度外傷性脳損傷による高次脳機能障害を負い、過去の記憶が消えたり、新しい出来事を覚え辛くなってしまいます。
そんな彼がリハビリ期間を経てだんだんと復活していく様子を、アノ手コノ手で振り返りながら、突然何の脈略の無い映像が頭の中に浮かんでくる症状「フラッシュバック」を3D映像で表現しています。

・・・と言葉で説明しても何のこっちゃ分からないどころか、「脳がおかしいのはお前の方だ」って感じでしょうから、これは皆さんに映画館で確認していただくしかないんですが。


まず最初に言っておきたいこと。
これは映画館で3Dかつ大音量で観なきゃ何の意味もない!!!という事です。


fbm_sub2_large
ライブ映像と3D効果の相性の良さがちょっとどうかと思うくらいの素晴らしさで驚きました。え、こんなに立体感あるの?ってビックリですよ。ホントにライブを観ているような感覚に陥りました。
キミ格好うぃーね!ゲッツ!(流行語)

難点は、超カッコイイバッキバキのビートが大音量でずーーーーっと鳴ってるのに、映画館では踊れないところ・・・。

映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000046379
ディジュリドゥって楽器がまた凄く3D向きの形状なんだなこれが!そんなに飛び出す必要ないだろってくらい飛び出しておられました。思わずディジュリドゥに敬語を使ってしまいました。

nuki_4_largenuki_14SIYOU
基本的には、現在のGOMA氏のライブ演奏の背後に、事故以前の過去の映像が淡々と映され続けるという流れ。もちろん3D映画なので、過去の映像はGOMA氏のライブ映像よりも一層後ろで流れるんですね。

この、【過去の記憶をレイヤーとして捉える】という解釈がとても面白いんです。

現在のGOMA氏の背景として過去の映像が流れるだけの本当にシンプルな構成なんですが、この3D演出ひとつで、どんどん想像が膨らんで色んな解釈が出来るんです。
現在の背後に過去があり、過去の手前に現在がある。
この映像だけで、「過去の積み重ねがあるから現在がある」とも取れるし、「現在が過去を塗り替えていく」ともとれるし、「過去を背にしてひたすら前進していく」ようにも見えますよね。

つまり、想像の余地が沢山あるのが、この映画の良い所だと思うんです。

だって、どうやったってGOMA氏の感覚は本人にしかわからないんですよ。この映画を観ている僕たちも、GOMA氏がどんな感覚で日々を過ごしているのか想像もつかないし、「さぞかし不安なんだろうな」と漠然とした想像しかできない。
分からない事は分からない事として、分からないなりに表現しているように見えました。

 

中盤以降になると、いよいよ事故と高次脳機能障害の話になってきます。

fbm_sub1-s_large映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000054521
事故の様子を説明するくだりになると、映像が突然手描きアニメーションになるのが凄く印象的でした。
3D映画だからこそ出来る疑似体験的な手法だし、言葉で説明されるよりも観客に伝わるし、非常に気が利いてますね。


映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000050850nuki_7SIYOU映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000026326nuki_3SIYOU
GOMA氏の事故以降の映像も入るようになり、GOMA氏と奥さんによる日記から引用された肉筆の文章、GOMA氏がある日突然描き始めた絵などが背景として登場するようになります。
事故前は絵なんて全く描かなかったのに、急に「絵を描きたい」と言い出して「自分は画家だ」と思っていた話とか、予定されていたリキッドルームでのライブの話を振られて「リキッドって何?」って答えた話には衝撃を受けました。

事故の様子とか記憶が失われていく様子とかネガティブな話も勿論出てくるんですけど、そんなに悲惨な描写がなされる訳でもなく、ダークさは比較的薄いんですよ。どちらかと言えば、記憶を失う悲しみや苦痛という面よりも、むしろGOMA氏の「これから前向きに生きていくんだ!」という強さやポジティブさにフォーカスしているように見えました。
復帰ライブに向けての最初のリハが上手くいって泣き崩れるエピソードや、リハーサル毎に体が感覚を取り戻していく話もスゲー良い話だな~って。


映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000053119映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000024457映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000047514映画『フラッシュバックメモリーズ 3D』予告編.mp4_000025191
GOMA氏の奥さんや子供が出てくる家族のシーンでは、鉄の男」と呼ばれたこの私も(;_;)でした。
奥さんがさぞかし優しくて立派な方なんだろうなあ、と、彼女の日記の文章から伝わってきますわなー。


GOMA氏の言う「過去」「今」「未来」という言葉は、僕らが普段使っているそれとは全く違う意味に聞こえるんですよね。もっと言えばGOMA氏の「今日」という言葉でさえ、普段僕らが使っている言葉とは違う重みを感じます。

やってる事は凄くトリッキー、でもシンプルな構成。それだけにガツンと心に飛び込んできます。
ディジュリドゥによる重低音のシャワー&3D映像のシャワー。
「見せる」というよりも「感じさせる」まさに体感型のドキュメンタリー映画でした。