2011年1月8日土曜日

burlesque

Tジョイ久留米で『バーレスク』。



すげーイイよ!今まで観たミュージカル映画の中で1番素晴らしい!
なんせ歌と踊りとエロっていう「バーレスク・ショー」の魅力がてんこ盛り、そのクオリティと説得力たるや、もはや理屈ではない。とにかく観せて聴かせて「どうだ!」ってなもんで、こちとら「ははーっ!参りました!」と土下座しっぱなし。この豊潤なるエンターテインメント映画の魅力と輝きは筆舌に尽くしがたい。
これは沢山の人に絶対映画館で観てほしい!

そんな「バーレスク」だのに、だのに、なぜなにどうして客は僕らだけ。スクリーン貸切状態で観賞。

欠点を言えば、、、

まず『天下一武道会か!』っていうくらい物語に進展が無くなる中盤。心の底から「どうでもいいから」と脳内ツイート&セルフRTしたくなる恋愛ストーリー。
そして『日本昔話か!』っていうくらい一気にめでたしめでたしにラストスパートかけてきやがる。
あと途中でシェールが1人で唄う曲、歌詞の語彙が中学2年生。

でも全然許せる!
それくらい『歌』と『踊り』が説得力を持ってる映画でした。登場人物も皆すっごい魅力的です。

人を好きになるように映画作品を好きになる事があるのさ。「欠点が多いけど嫌いになれない作品」とか「良い所も悪い所もひっくるめて愛おしい作品」とかね。
だから「息もできない」は2010年で僕が1番愛した映画だった。
ブッサイクな女かもしれないけど、それも込みで愛おしいみたいな。

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